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\社内技術カンファレンス「AItech Developer Conference2019」開催決定!/


皆さん、こんにちは!AI事業本部 人事の定近です。
今年もADCの開催が決定いたしましたので、お知らせいたします!

ADCとは

AItech Developer Conferenceはサイバーエージェント「AI事業本部」に所属する約250名のエンジニアが、
「各開発チームの導入技術を知る機会の創出」と「エンジニア同士の横の繋がりの強化」を目的として、
2015年に開始したAI事業本部の社内技術カンファレンスです。今年でなんと5回目の開催となります!
これまでは、「Adtech Developer Conference」でしたが、2019年9月にAI事業本部発足により、
本年より「AItech Developer Conference」としてバージョンアップをいたしました。
今年のロゴは、横の繋がりの強化や、ネットワークをイメージして作成しました。

▼AI事業本部プレスリリース
https://www.cyberagent.co.jp/news/detail/id=23601

 

▼昨年の様子

 

 

今年で5回目の開催となるADC、
毎年盛り上がりをみせておりますが、今年のADCは更にアップデートをしており、見所満載です!☺️

 

過去最多のセッション数!

完全公募でのセッション募集をいたしました結果、
嬉しいことに多くのエントリーがありました!
急遽発表枠を増やし、今年は3トラック並行、
全46セッションと過去最多のセッションの開催となります。

ADC2019の発表内容の一部を公開します!
阿川「Scala.jsでAndroidとドメイン層を共有しよう」
藤田「データサイエンスチームとしてビジネス貢献する」
大谷「使える(かもしれない)コンピュータビジョン」
安井/菅原「ABテスト無しで検証するコンビニポップアップの効果」などなど
(※変更する場合もございます。)

発表領域は、研究領域/機械学習(経済学,3DCGモデル,NLP,CVなど)・データ分析といったAI関連技術をはじめ、
GoやRustなどのプログラミング言語に関わる内容やインフラ技術、エンジニアリングマネジメントまで幅広く集まりました!

 

懇親会では寿司打ゲームや接客ロボットのブース設営

懇親会では、今年からブース設営もいたします。
自作キーボードでのタイピングゲーム「寿司打」や、
接客ロボットの体験、強化学習を利用した対CPU系インベーダーゲームなど
盛りだくさんでお届けします!

 

機械学習の体験ワークショップ

今年はこれまで「機械学習」に馴染みのなかったメンバー向けに、
実際に触ってみようとAI Shift戸田主催のワークショップも実施いたします。

●テーマ「組み分け帽子」

映画「ハリーポッター」に登場する組み分け帽子を題材にした、 画像認識の体験ワークショップです。
映画の世界ではその人の持つ内面的な才能で組分けされますが、
本ワークショップでは役者さんの画像をもとに 「グリフィンドールっぽい顔」「スリザリンっぽい顔」などを 
分類するモデルを実際に手を動かして学習してもらいます。
教材のコードを実行していくだけの形式なので プログラミング経験が無い方も大歓迎です!

 

ベストセッション上位3名の表彰

多くのセッションが公演されるため、
投票制でベストセッションを決定いたします。
今年は登壇者上位3名を表彰し、豪華景品も・・・・! 😉 

 

外部からのゲスト公演も決定!

〜大澤正彦さん〜  「ドラえもんとHAI」

-PROFILE-

●2011年3月 東京工業大学附属科学技術高等学校 卒業 (情報システム分野 首席)
●2011年4月 慶應義塾大学 理工学部 入学
●2014年8月 全脳アーキテクチャ若手の会を設立。自ら代表を務める
 今では大手企業が複数協賛し、脳や人工知能に興味がある有志が2000人以上集まるこのコミュニティまでに拡大
●2015年3月 慶應義塾大学 理工学部 情報工学科 卒業 (情報工学科 首席)
●2016年1月 株式会社ドワンゴ ドワンゴ人工知能研究所 特任研究員
●2017年3月 慶應義塾大学大学院 理工学研究科 開放環境科学専攻 情報工学先週 修士課程修了

現在は、同大学院 後期博士課程(今井研究室)に在籍し、日本学術振興会特別研究員(DC1)として、
ニューラルネットワークやBiologically Inspired Cognitive Architecture、Human Agent Interactionなどの研究に従事。

登壇予定の大澤様よりコメントをいただきました!

HAI (Human-Agent Interaction)というキーワードをご存知でしょうか。
現在のAIが、人と関わることに課題を持っているのに対し、
HAIは人と関わることでAIを作る技術的ハードルを下げたり、
得られる効果が高めることができます。

まさに、AIの次に重要となる研究領域です。
さらに、詳しくは講演でお話ししますが、HAIは日本が世界をリードしている研究領域です。
私の夢である、ドラえもんをつくるという活動と絡めて、多くの方に知っていただきたい内容です!

 

〜小橋昭文さん(CADDi株式会社)〜  

-PROFILE-

スタンフォード大学・大学院で電子工学を専攻。

在学中から航空機や軍事機器の開発製造会社ロッキード・マーティン・米国本社で勤務。
ソフトウェアエンジニアとして大量の衛星データの解析に従事。

米クアルコムにて半導体セキュリティ強化に従事した後、
Apple米国本社で電池の持続性改善や、『AirPods』のセンサー部分の開発をリード。

2017年11月にキャディの創業に参画。

運営からのコメントです。

AI 事業本部もこれまでの広告へのAI促進だけにとどまらず、
さらに小売などの既存産業にIT革命をおこすべく
リテールテックなどの領域にも事業拡大をしているフェーズです。
同じように、IT の力を使って既存産業のポテンシャルを解放したいというミッションをもつ
キャディ株式会社様にお越しいただき、お話しいただくことで、
様々な刺激や学びがあるのではないか?と思いお声がけいたしました。
小橋様には、ベンチャーならではの機械学習導入に際する苦労話や、
ユニークな CAD 解析などについてお話しいただく予定です。

 

ロゴ入りのオリジナルパーカー

運営メンバーとスピーカーが着用するオリジナルパーカーも作成しました!

 

などなど、魅力が盛りだくさんのADC2019!

開催当日の様子は、AI事業本部広報Twitter(@cyberagent_ai)でリアルタイムに更新をし、
後日には開催レポートも公開する予定ですので、お楽しみに!

運営メンバー一同よりよいカンファレンスとなるよう精一杯取り組みます!

 

▼運営メンバー

左上より大島・豊田・吉本・定近・小西・福原