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「Roppongi Product Manager Meetup #6」にCA ProFit-X プロダクトマネージャーの小栗が登壇しました!


2018年10月24日に開催された「Roppongi Product Manager Meetup #6」に、アドテクスタジオに所属する、スマートフォン特化型SSP「CA ProFit-X」にてプロダクトマネージャーを務める小栗が登壇しました!

当日の様子も含めインタビューを通して、アドテクスタジオにおける働き方の一例をご紹介いたします!

 

「Roppongi Product Manager Meetup」とは

エンジニアにプロダクトマネージャーという仕事を知ってもらうことを目的として開催。
主にTech企業の現役プロダクトマネージャーが、実体験を元に「成功事例・失敗事例・Tips」を発表、懇親会もあり有益な情報交換をすることが出来るMeetup。

過去イベントの様子▶https://pm-roppongi.tumblr.com/

 

 

それでは登壇した小栗に”プロダクトマネージャー”という役割について話を聞いてみました!

インタビュー

 

『どこ』に到達するために、『なに』をすべきかを『決め』、『伝える』こと

 

– 自己紹介をお願いします

 

サイバーエージェント アドテク本部 ProFit-X事業部の小栗です。現在は、「CA ProFit-X」のプロダクトマネージャーを務めております。

2014年に入社し、エンジニアとして「CA ProFit-X」に関わり始め、ProFit-X事業部に異動後は開発責任者、事業責任者を歴任し、現在に至ります。

小栗徹(Toru Oguri)

 

– 現在携わっている「CA ProFit-X」はどのような事業内容でしょう?

 

2015年に、スマートフォン特化型SSPである「CA ProFit-X」を立ち上げ、当時は「よく見られる広告」を目指して「ネイティブ広告」の提供から始まりました。

現在は、メディア様のサイトやアプリのマネタイズにより貢献するため、「広告が見られる機会の提供」に力を入れて「動画広告」を中心に提供させて頂いております。

 

– プロダクトマネージャーとしての役割をどのように考えていますか?

 

現時点での役割は、「目標として『どこ』に到達するために、今は『なに』をすべきかを『決める』こと。それを伝えること」だと考えています。

『決める』といっても孤独というわけではなく、CA ProFit-X事業部のチームメンバーを巻き込んで行います。また、この役割は現時点での理想ではありますが、出来ていない部分ももちろんあるので、自分の成長と不足している部分の再分配などを考えて働いています。

役割内の「最優先ミッション」を除けば、目標を達成するために「なんでも」やります。

「なんでも」と言っても、「プロダクトの規模とフェーズ」によって、自分はもちろんチームの形を変えていくことが必要なので、その時々によって「なんでも」の中身は変わってくると思います。

今だと、「ProFit-X事業部」・「DSP向けの在庫営業」・「教育と文化づくり」・「開発チームの仕様とコードレビュー」・「経理」・「法務」などを各チームのメンバーと協力しながら、”自分自身が必要なくなるところ=各メンバーが自立するところ”までやっています。

 

「プロダクトマネージャー」になりたいと思ったことはなかった

 

– なぜ、プロダクトマネージャーになったのですか?

 

エンジニア時代に、「プロダクトマネージャー」になりたいと思ったことは正直なかったです。プロダクトを良い方向に進めていくために、プロダクトメンバーで話した結果、自称し始めました。

私としては、”メディアに広告で儲けてもらい、より良いコンテンツをつくるための支援をしたい”それが全てです。その為に、広告主が安心して広告キャンペーンを打てる状況をつくり、もっと良い広告をメディアに提供できる状況をつくりたい。

最終的なゴールはなくて、想像できる範囲での仮決めのゴールを見えなくなる先まで設定し、必要だと思うことを順番にやってきた感じです。

「開発責任者」や「事業責任者」になったのも一緒です。その時点で必要と考えたから責務を引き受け、その役割を終えたから適任の方に委譲してきました。

 

– 今回、登壇するに至った経緯について教えてください

 

株式会社フリークアウトのジョニーこと、吉川久文さんよりお話しを頂きました。別の会社の方より、ジョニーさんが異動されると聞いて連絡したら、なぜか登壇することになってました(笑)

 

– どのような内容を発表したのですか?

 

最初にお伝えした通り私自身がこの2年間で、「エンジニア」→「開発責任者」→「事業責任者」→「プロダクトマネージャー」と役割を変えながら現在に至るため、今まで何を考え次のチャレンジに活かしてきたかといった実体験を伝えたいという思いがありました。

特に「エンジニアからプロダクトマネージャーに成り立ての人」「エンジニア以外のキャリアパスを考えている人」「心が折れてる人」に向けて、トークカテゴリを『PMの役割』に決め、テーマに沿って持論を伝える中で、裏テーマとして『楽しく仕事ができるきっかけを掴んで欲しい』といった内容を伝えしました。

 

当日の様子

 

– 登壇してみてどうでしたか?

 

人前で話すのは、楽しいです。発表準備さえなければ、大好きです(笑)

懇親会では、エンジニア・プロダクトマネージャーとして経験の浅い方からは「背負った期待を全てやりきろうとしてしまい、プロダクトマネージャーとしての大事なミッションを見失っていたことを認識できた。」という声や、経験豊富な現役プロダクトマネージャーの方からは「内容としては体験済みで知っていた。しかし、話す話題の振り方・話し方というリスナーの心の掴み方が上手かった。プロダクトを世に伝えていく力も重要であるため、勉強になった。」という声を頂きました。

懇親会の様子

 

プロダクトマネージャーに関するイベントに行くのは実は今回が初めてで、とても楽しかったです。欲をいえば、広告やアドテク業界以外の方ともっと話したいなと思いました。

また、機会とネタがあればどこでも登壇していきたいと思います。

 

‐ 最後に今後の目標を教えてください

私個人の目標としてですが、この半年の間に、市場にインパクトのあるアドテク商品を世に出すことです。そして、プロダクトのフェーズが変わっていく中で、その時その時に皆が高いパフォーマンスを発揮できる状況を作り、仕事が楽しいと思えるチーム作りを進めていきたいです。

 

当日発表したスライドはこちらからご覧いただけます。

▼「万事屋」から「◯◯だけの人」になって生き方が変わった話し

https://speakerdeck.com/toguri/mo-shi-wu-kara-dakefalseren-ninatute-sheng-kifang-gabian-watutahua-si

 

 最後に

今回登壇した小栗が所属する「CA ProFit-X」では、「持続的成長をメディアに提供する」というビジョンを掲げ、一緒にプロダクトの未来を考えてくださる方や開発をしてくださる方を募集しています。

また、「アドテクスタジオ」はサイバーエージェントグループのアドテクノロジー分野をはじめ、AI・ロボット分野における各サービスの開発を行うエンジニアの横断組織です。ご興味のある方は下記までご連絡ください。

▼募集職種

https://cyberagent.ai/careers/

 

 

Author

riho
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