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Huawei Connect 2016 で登壇してきました


みなさんこんにちは。

アドテク本部の makocchi です。

 

先日 Huawei 社が主催する HUAWEI CONNECT 2016 というイベントが開催されました。

そのイベントでは世界中から参加者が集まり、ITに関する最新の技術や利用事例について様々なセッションが開催されたのですが

サイバーエージェントとしてそのセッションの枠を頂けたので、登壇してきました!

 

 

登壇した企業の中で日本企業はサイバーエージェントだけでした!

ですので気持ちだけは日本代表という意気込みで頑張って発表してきました。

 

出発した時から飛行機の自席のヘッドフォンが壊れている、 iPhone の充電ができなくなる、Wi-Fi レンタル機器が操作不能になる、ホテルに着いてチェックイン後に部屋に行ったら既に人が部屋にいた・・・等のトラブルが続きましたが、なんとか無事に登壇してきました。

 

HUAWEI CONNECT 2016 とは

こちらのプレスリリースによると Huawei 社の創業以来最大規模のカンファレンスイベントだったということです。

120 を超える国・地域から 2 万人以上が参加したそうで規模の大きさが伺えます。

過去に自分が参加した海外カンファレンスは OpenStack Summit くらいだったのですが、今回の HUAWEI CONNECT 2016 の規模の大きさに驚きました。

カンファレンスの Keynote がメルセデス・ベンツ文化アリーナで行われたのですが、単なる Keynote の発表だけではなく舞台の演出もあったりとすごく力を入れている雰囲気を感じました。

また、全体を通してプレゼンの資料は中国語と英語が用意され、同時通訳も英語や日本語だけではなくてスペイン語やフランス語等主要な言語が一通り提供されていて驚きました。

・・とまぁ規模の大きさに驚いてばかりの 3 日間でした。

日本も負けてられないですね!

 

登壇した内容

資料はこちらにあります。

セッションを見て頂いた方々はほとんどが海外から来ている人です。

サイバーエージェントは日本では知名度がある会社ですが、海外ではまだそこまで知名度は無いと思っています。

ですのでセッションの半分くらいは会社の紹介をしちゃいました。

サイバーエージェントという企業が海外の方々の印象に残ってくれていればいいんですけども。

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発表の様子

会場にはたくさんの方々に参加して頂きました。Thank you so much!

展示会も大盛況

カンファレンス会場では最新技術の展示会も行われていました。

どのブースも人が満員で、特にセキュリティに関する製品のところには多くの人が集まっていました。

会場のいろいろな監視カメラの画像から顔認識で人の動きをトラックするデモとか面白かったです。

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展示会会場の様子

 

いろいろな会社様との情報交換

今回のカンファレンスに日本から参加している企業はもちろん我々だけではなく、いくつかの企業が参加されていましたので

カンファレンスの合間にいろいろ日本人同士で情報交換等もさせて頂きました。

カンファレンスに参加することで、こうした繋がりが増えるのも醍醐味ですね。

また、Huawei 社の計らいで中国の百度(中国最大の検索エンジンを提供している会社)のインフラエンジニアと情報交換させて頂ける時間も頂きました。

百度社はサーバーの規模が 50万台以上で運用されており、サービスはコンテナ上で展開されているという話や 2007 年には Huawei 社と共同で世界初の PCIe SSD 製品を開発した話を聞かせてもらったのですが、百度のエンジニアといろいろ話をして感じたことは OSS を積極的に利用し、仕組み作りも自分達で作りこんでいる姿勢が自分達に似ているなということです。

現状で言えば自分達と比べるとサービスの規模は百度の方が桁違いに大きく、その規模を少ない人数で運用している彼らに自分達も負けてられないなと思いました。

 

まとめ

カンファレンス全体を通していろいろなセッションを見ましたが、どの企業もすごく勢いを感じました。

日本の企業も頑張らないと、人材が豊富な中国に技術的に追いつかなくなる日がくるのではと思うくらい勢いがありました。

また、有名所は置いておいて中国の企業の情報はあまり日本には入ってこないので、現地でしか聞けない話が多かったのはとても勉強になりました。

 

 

今年は登壇者側で参加させて頂きましたが、日本にもこういう会社があるんだよという爪跡を残せたはずです。

来年も同じようなカンファレンスがあるかどうかは現時点ではわかりませんが、次回があるとしたらもっと日本の企業が登壇できるようになるといいですね。

 

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来年も来れるかな?

 

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