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サイバーエージェントグループ全体で Tableau Server 10 を導入しました!


かなり早い時期からサイバーエージェントでは Tableau を活用し、
データの利用を進めていましたが、今年に入り Tableau Server Core License を導入しました。

こ、今年!?
そうです。このブログ記事はもっと早く出す予定であっという間に半年が立っていました。。

Tableau Server Core License とは?

Tableau Server Core License は元々ユーザー数課金の Tableau Server で
ユーザー制限が無制限になるライセンス体系です。
8 コアが最小単位になる買い切りのサブスクリプションです。
2ライセンス購入して 16 コアのサーバーで動かすことも可能です。
ちなみに HT については考慮されず、物理コアで計算されるので
8 コアを HT で 16 コアにしても 2 ライセンス必要になるわけではありません。

なぜ Tableau Server を導入したのか?

Core License を導入する 1 年ほど前から Tableau Server 自体は
導入して活用していたのですが費用が高く誰でも使える環境ではありませんでした。

使いたいという人が出るたびに稟議を取って購入というハードルがあり、
情報を可視化して共有することに高いハードルがあったのです。
このため、情報を共有できる人が少人数に限られているのは
ほかに Tableau Server を導入している弊社以外の会社でも起こっているのではないでしょうか。

何故初めから Tableau Server Core License を導入しないのか?

Tableau Server Core License はユーザー数無制限ということもあり物凄い高いです。
値段を聞いて桁が間違っているのではとも思ったくらいです。。
一番最初に Tableau Server を導入する際に、 Core License の事は営業さんから
聞いていましたがこんなの誰が導入するんだろうという感じのイメージしか無かったのが正直なところです。

弊社でも Core Licence を導入しても損はしないぐらいまで利用人数が増えてきたので
今後さらに人が増えることを想定して導入しました。

導入してからユーザー数は?

元々多くてもグループ会社で 100 名程度のユーザーだったのが
現在は 400 名以上の方に利用されています。
売り上げの情報共有やシステムの負荷状況の可視化、
資産の可視化や、人事情報の可視化など幅広く利用されています。

社内では勉強会・共有会・相談会なども開催されています。

Tableau 社の協力もいただき、勉強会を開催したり、
相談会やグループ内での利用方法の共有会なども行っています。

DSC_0571 (1)
社内のいたるところで利用されている Tableau ですが、
プロダクトの部署だけではなく、
経営管理の部署や人事の部署でも率先して使われているのが技術の会社っぽいですね。

ハードウェアについて

CPU Intel Xeon E5-2637 v3  x 2
MEM 256 GB
SSD ES3000 v2 1.2 TB
NIC 10 Gbps x 2

コア数が少なく、1 コアあたりの処理性能が一番高い CPU を選定してみました。
このせいか、CPU の負荷はほとんど気になりません。

Tableau Desktop でメモリーが足りなくて表示できない場合も
Tableau Server に Push したら楽々表示できます。
そもそも Desktop のメモリーも 32 GB あるのに表示できなかったので
Server をモニタリングしてみたら 90 GB 程度使ってました(笑)

Tableau Server での共有ストレージでのバックアップについて

Tableau Server が Windows Server で動くのですが、
タスクスケジューラーで Linux のようにコマンドを仕込むだけではうまくいきませんでした。
これは共有ストレージをマウントして利用していたせいで、
タスクスケジューラーでは bat ファイルを実行して
batファイルの中で共有ストレージのマウントを行ったうえで
バックアップコマンドを実行することで解決できました。

Tableau Server 9 から 10 へのアップグレード

8/17にリリースされたばかりの Tableau Server 10 に移行してみました!

Tableau 10 からはネイティブで Google Spreadsheet を取り込めたり
デザインもシンプルにおしゃれな感じに変わりました。

tableau 10

アップグレードにはダウンタイムを極力減らすように下記の方法で行いました。

1.現状稼働していないスタンバイサーバー(B)上に Tableau Server 10 をインストール。
2.現状稼働しているサーバー(A)からバックアップを取得。
3.B サーバーでAのバックアップファイルを復元。 config 設定も復元。
注意: config アプリ以外の設定について復元を忘れないこと。
ドキュメントには載っていないんですが、「 tabadmin configure -o conf 」で現在の設定情報を吐き出すことが出来るので
これを参考に tabadmin set コマンドで設定しているものについては設定すること。
例えば trusted_hosts の設定とか。これを忘れるとあとでまた設定反映させるために再起動しないといけないので注意!
4.A サーバーをシャットダウン。ロードバランサーから A サーバーが切り離される。
5.B サーバーを起動。ロードバランサーに B サーバーが紐づく。

上記一連の作業はデータ移行もあるので 1 時間ぐらいかかるんですが、
実際にダウンしている時間は 5 分ぐらいで済みます。

Tableau を導入してみて(まとめ)

全社的に Tableau の利用が広がっていますが、
リアルタイムな数字を分かりやすくセキュアにシェアできる環境が広まり
社内で情報共有会などの機会も出てきてデータドリブンに動けるようになってきました。
今後さらに広がっていけるといいなぁと思ってます。

Enjoy Tableau!

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