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情報科学若手の会に参加してきました #wakate2016
Dynalystの黒崎です。
9/17〜19に情報科学若手の会というイベントに参加してきたのでその報告をしようと思います。
情報科学若手の会とは
情報処理学会のプログラミングシンポジウム委員会が主催している情報科学系の学生〜社会人を対象としているイベントです。 (公式サイトはこちら http://wakate.org/ )
学会と言うより勉強会のような雰囲気で、
- 旅館に泊まり込みで合宿形式
- 昼間は様々な発表を聞き議論
- 夜は有志で飲んでLTしたり語り合う
といった感じです。参加人数は約50名程度で、3日間あるので交流もしやすいです。
第49回という数字のとおり、1968年より毎年夏頃に開催されているそうです。
「Internet」という言葉が初めて使われたのが1974年ですから、それよりも前から存在するイベントということになります。
「若手の会」という名前ですが、特に年齢制限はなく、自分が若手だと思えば参加可能です。
セッション
全セッションのまとめに関しては後日別の所にまとめ記事を投稿する予定です。
内容非公開のセッションもあったりします。(現地でしか聞けないだけあって普段聞けない話ばかりでした)
ジャンルの例を挙げると、
- 機械学習
- 大規模畑作農業の自動化
- プログラミング言語
- エンタープライズストレージ
- 電子決済
- HCI (Human Computer Interaction)
- エンジニアとしてのキャリア
- ロボットの制御
- IoT (特に無線)
- ドローン
- クラウド
- マシントレード (株 / 為替)
- 海外での就活
といった感じで情報科学以外に共通点がないのではないかというくらい多種多様です。
質疑応答も活発で、情報科学の中でも様々な分野を専門としている方々が集まっているので幅広い視点での議論がなされていました。
学術/技術的な内容に関する発表も面白かったのですが、少し違ったセッションもあったので1つ紹介します。
「エンジニアが採用できない会社と評価されないエンジニア」
技術的な内容ではなかったのですが、「雇用されているのか、投資されているのか」という視点は考えたことがなかったので、非常に興味深いセッションでした。
懇親会
懇親会は飲み会もやるのですが、交流も兼ねて、「クイズに答えてパーツを入手し、LANケーブルを制作するレース」の企画が用意されていて、非常に盛り上がりました。
来年は
今年が49回ということは来年は50回ですね。
参加者のような感じで書きましたが、実は昨年より情報科学若手の会の運営に関わっています。
これから来年に向けて50回目の内容の企画をすることになるのですが、情報科学に関わる学生やWeb系に限らない他社の方と情報交換するとても良い機会でしたので、来年は社内の先輩/同期/後輩にも声をかけてみようかなと思います。
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