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Scala将軍達の後の祭り 2017 レポート
こんにちは、アドテクスタジオ 業務推進室の伊藤(@wildtiger0713)です。
2月に開催されたScalaMatsuri2017の将軍スポンサー3社(マーベリック/セプテーニ・オリジナル/サイバーエージェント)と2016の将軍スポンサー、チャットワークの4社が集ったScalaMatsuriのアフターイベント的な位置づけになりつつある「Scala将軍達の後の祭り」。今年も西新宿にあるセプテーニ社オフィス内カフェスペースをお借りして、4社合同にて開催させていただきました!!
今年もScala界隈の多くのエンジニアが集まる中でサイバーエージェント アドテクスタジオからも2名が登壇させていただきましたので、その様子をレポートさせて頂きます。
■Akka StreamsでS3とKafkaを繋いでみた(水野聖也)
[slideshare id=75944549&doc=akkastreams-170513130830]
Alpakkaを使ってS3とKafkaを簡単に接続し、S3上のオブジェクトを負荷分散しながらDownloadしKafkaに投入するStream処理の実装を紹介されていました。トップバッターということで緊張していたようですが、無事に発表を終えて安堵していたようです(笑) 前日の土曜日にも出社して入念に検証をしているところを見かけました。準備から登壇までお疲れ様でした!
■Akka PersistenceのJournalのライフサイクル管理(松村郁生)
[slideshare id=75953463&doc=presentation-170514012355]
ScalaMatsuri当日の「Akka ClusterとAuto-scaling (https://cyberagent.ai/scalablog/2017/02/27/akka-cluster-and-auto-scaling/)」に続いての登壇です。Akka PersistenceのJournalで古いイベントをあえて捨てたいケースにおけるイベントの回収方法と、Redis上のPersistence Queryで終了処理を実装した場合のメモリ消費と列挙時間の検証結果を紹介されていました。
弊社以外からもチャットワーク社 かとじゅん氏「DDD with RDRA, ICONIX」、マーベリック社 福島秀貴氏「ScalaとGolangの多相性(多態性)いろいろ」、大谷俊介氏「ギョームで使用しているScala OSSに投げたPRの話」、 セプテーニ・オリジナル社 @kimutyam氏「Reactive Messaging Patternsを使った境界づけられたコンテキストの統合」が登壇され、またLT枠ではScalaMatsuri座長を勤める 麻植泰輔氏による「AUXパターンをDOTTYで解決する」等、本家ScalaMatsuriさながらの深い話が聞ける意義のある会になったかと思います。
※「Scala将軍達の後の祭り」connpassのイベントページはコチラ
今後も4社協力してScala界隈を盛り上げていければと思います。
最後になりましたが、会場提供、準備、運営等を主動して頂いたセプテーニ・オリジナルの皆様、本当にありがとうございました!
来年またScalaMatsuri 2018でお会いできることを楽しみにしています!
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