AI Lab、自然言語処理を用いたオペレーター支援・育成の研究開発をテーマに、首都大学東京准教授 小町 守氏と産学連携を開始
News
AI Lab、3次元CGを用いた広告クリエイティブ制作の効率化・自動化を目指す「CG R&Dチーム」を設立
株式会社サイバーエージェント(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:藤田晋、東証一部上場:証券コード 4751)における人工知能技術の研究開発組織「AI Lab」は、3次元CG(以下CG)の広告活用を見据えた最新技術の実装とCG制作の効率化・自動化を行う「CG R&Dチーム」を設立いたしました。
近年、インターネット広告ではメディアごとの配信フォーマットとアルゴリズムの理解が重要となっており、これらのインターネット広告を取り巻く環境に合わせるため、広告クリエイティブでは多彩なバリエーションと制作スピードが求められるとともに、クリエイティブ制作の効率化・自動化技術の開発及び実装が急務とされています。これに加えて、ブランディングを目的とした企業の動画広告活用が広がったことを受け、高品質な動画制作の需要が高まっていますが、例えばタレントを起用した実写撮影のみの制作では、撮影や制作期間が延びることによるキャスティング費用・編集費用などの増加から、大量のクリエイティブのバリエーションを作成することや、広告効果に応じた広告クリエイティブの新規作成が難しいといった課題があります。
今回設立したAI Lab「CG R&Dチーム」では、将来的に人物のCGモデルを用いた広告クリエイティブの量産をすることを目的としており、CGを用いた広告クリエイティブ制作の効率化・自動化を実現するための開発実装を行ってまいります。2018年9月より3DCGに関する共同研究を行っている早稲田大学 森島研究室をはじめ、これまで産学連携にて取組んできた機械学習や画像解析技術を用いた広告クリエイティブの自動生成技術に関する研究成果についても実装対象とし、インターネット広告における早期の適用を目指してまいります。
関連組織
■アドテクスタジオ
AI Labが所属する、サイバーエージェントグループのアドテクノロジー分野における各サービスの開発を行うエンジニアの横断組織です。2013年10月1日に設立し、200名を超えるエンジニアによって、RTB広告を支えるSSPやDSP・DMP、チャットボットサービスやロボットサービス事業など約20のサービスを提供しております。