Blog
Scala Days 2016 in New York【1日目】
Scalaの最大規模カンファレンス、Scala Days が始まりました。
今年はNew York での開催とのことで、弊社も3名で参加してます!
早速初日のレポートをお届けします!
去年同様、1日目のkeynoteはScala開発者のMartin Odersky先生の発表でした。
[slideshare id=61863162&doc=scaladays-nyc-2016-160510135215]
2016年は2015年と比較して大きく動く年になる!とのことです。
Scalaを”best” programming languageにするという意気込みを感じた発表でした。
主なトピック
・Scala 2.12が2016年夏頃にリリース予定
・java8対応により、実行時間短縮、コード圧縮を実現
・scala native について触れられており、3日目のセッションで Denys Shabalin(@den_sh) さんの発表があるとのこと
・スタイルについて
・必読 !! :http://www.lihaoyi.com/post/StrategicScalaStylePracticalTypeSafety.html
・style errorの導入と方針について
・2.13以降での機能
・コレクションの改良
・使い勝手の良さを追求し、よりsparkにインスパイアされた作りになる
・モジュール化
・scala stdlibをcore, platformに分離
・DOT解析の導入 (dotty) による新コンパイラーによる実行時間短縮、コード圧縮を実現
・その他将来的に多くの機能が構想されていたので、一部気になった点を記載します
・function arity adaption
1 2 3 |
m map { case ( a, b ) => a + b } ↓ m map { ( a, b ) => a + b } |
・multiversal equality
・== != がtype safeになります(会場から盛大な拍手がありました)
全体を通して目指す方向性としては
・他の言語の利点を意識して、”best” programming language に近づけていく
・機能の追加と削除で実用性が継続的に改善されている
・より型安全を意識した作りになる
という感想を持ちました。
到着した前日の夜と、1日目の夕方のkeynoteまで時間があったので、地下鉄に乗って New Yorkを少し散策しました
タイムズスクエア
街並みも写真を撮ってみました。
地下鉄にもチャレンジ
明日からも現地から最新のブログをお届けします!
好ご期待!
Author