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AI Lab、東京都による先端テクノロジーショーケーシング事業「Tokyo Robot Collection」にて接客ロボット実証実験計画が採択。8月に開催する「竹芝夏ふぇす」にて実証実験へ
株式会社サイバーエージェント(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:藤田晋、東証一部上場:証券コード4751、以下サイバーエージェント)における研究開発組織「AI Lab」は、東京都(委託先:NTTデータ経営研究所)が開催する先端テクノロジーショーケーシング事業「Tokyo Robot Collection」において、大阪大学との共同研究グループによる接客ロボットの実証実験が採択されたことをお知らせいたします。
■竹芝地区にて、街全体のロボット実装化に向けた実証実験を実施
東京都では、東京2020大会を史上最もイノベーティブな大会とするため、本年度より東京2020大会に向けた先端テクノロジーショーケーシング事業(事業名:Tokyo Robot Collection)を行っています。多数の応募の中から実証実験に使用するロボットを選定し、各実証フィールドにおいて複数の実証実験を予定しています。街全体へのロボット実装化に向けた実証では竹芝客船ターミナルを実証フィールドとし、2019年8月21日(水)から8月23日(金)にかけて開催される第5回竹芝夏ふぇすにて検証を行います。
このたび共同研究グループでは、街全体のロボット実装化に向けて、「操作者の能力を向上させる遠隔操作ロボット」「人を立ち止まらせる声かけロボット」の2つのロボットシステムの実証実験を行います。
近年、労働力人口の減少や都市への人口集中を背景に、サービス業における人手不足が課題となっており、業務効率化や自動化が進む一方、働き改革の一つとして遠隔勤務(リモートワーク、テレワーク)が注目されています。街全体のロボット実装化において、自律的に動作するロボットを導入するのはもちろんのこと、街に暮らす方や街に訪れたい方が、自宅や遠隔からロボットを操作することで、街で働ける世界を実現したいと考えております。
このような背景のもと、本実証実験では第5回竹芝夏ふぇすにおいて、複数体の卓上型コミュニケーションロボット「Sota®(ソータ)」※1を使用した様々なサービス提供を行います。利用者にサービスを受けてもらう最初のきっかけを作り出す、自律的に動作する「声かけロボット」の実験を行うと同時に、サービス業における遠隔勤務の手段として遠隔操作ロボットを導入し、働き手が時間や場所、スキルの制約を受けずに遠隔からロボットを操作することは、サービス利用者が満足できる質の高いサービスを提供できるのか、その可能性の検証を行います。
今後も共同研究グループでは、実証実験を通して得た結果をもとにロボットによる接客・広告技術の研究を進め、社会における実用化に向けて取り組んでまいります。
※ 「Sota®(ソータ)」はヴイストン株式会社の登録商標です。
◆東京都 先端テクノロジーショーケーシング事業について
Tokyo Robot Collection (トウキョウ ロボット コレクション)
<概要> 特設サイトURL:http://www.tokyo-robottech.tokyo/ |
◆街全体のロボット実装化に向けた実証
実証フィールド提供者 | 一般社団法人竹芝エリアマネジメント |
実証概要 | 第 5 回竹芝夏ふぇすと連携し、飲食物の調理や配膳、またコミュニケーションロボットや警備ロボットなど様々な種類のロボットによる実証を行う。
公募により採択された、複数のロボット実証実験が実施される。 |
実施時期 | 2019年8月21日(水)~23日(金) |
実施場所 | 竹芝客船ターミナル 各日 17:30~21:00(予定) |